2017.4.22
竹の子に思う
竹の子の米ぬかと鷹の爪
毎年この時期になるとたけのこの匂いが我が家に漂います。
竹の子は嫌いじゃないけど、
匂いはなんとなく得意じゃない。
子供の頃おばあちゃんや母の姿を見ながら
アク抜きという大変な作業を経て
ようやく口にできるちょっと厄介な食べ物だなと思っていました。
そしてふと思うこと。
「なんで米ぬかと鷹の爪でアクが抜けるの?」
これは未だに私の中で解決しない問題ではありますが、
その疑問が今日もまた。
たけのこのアク抜きに限ったことでなはいけれど、
「先人の知恵」と言われるものは
理にかなったことがほとんどだと関心させられることばかり。
今でこそなんでもお手軽に情報が得られるけれど、
インターネットがなかった昭和の時代やもっともっとその昔、
いろんなことが伝達ででしか伝える方法がなかったんだろうと想像するしかありません。
想像しても今の社会とは違いすぎて
現代を生きる私たちには想像すら難しいことかもしれません。
ただ思うのは
家の中に「おばあちゃんの知恵袋」が溢れていたんだろうなということ。
なんでも今は簡単に調べることはできますが、
核家族社会と言われる今、
いわゆる「おばあちゃんの知恵袋」も
暮らしに役立つことばかりなのに
家庭の中で実際に聞くということはあまりないかもしれません。
そんな時代だからこそ、
家族で過ごす時間を大切にしたいものです。
離れたところに暮らしていても、
お仕事が忙しくても、
家で過ごす楽しさがあればきっとみんなが集まってくる。
調べれば済むのではなく、
伝えらることでしか学べないこと。
こんな時代だから大切にしたいと思うのでした。
以上午前12時の独り言でした・・・