2016.9.03
暮らしが楽しくなる名作椅子
岐阜県多治見市W様邸へお届け
デンマークの家具デザインの巨匠、ハンス・J・ウェグナー。
自身もこよなく愛した椅子として知られるPP701を多治見市のお客様へお届けいたしました。
この椅子は、ウェグナー自身が奥さんを思う気持ちから誕生した名作。
自邸で使う椅子を探していたが、奥さんに合う椅子が見つからない。
そこでウェグナーが自邸の為だけにデザインしたのがこの椅子でした。
自邸の為だけに数脚の制作を頼みましたが、
その掛け心地の良さから生産販売が始まりました。
PP701が名作だと言われる所以はその座り心地だけでなく、
そのデザインの美しさ、それでいて丈夫であるというところ。
お尻をちょっと突き出すくらい深く腰掛けると何故か自然と背筋が伸びる。
腕を下せばちょうどいいところにアームがある。
横を向いても、アーチを描いた背中部分が体をやさしく支えてくれる。
今回お届けしたお客様は小柄なお客様。御年95歳。
どの椅子に腰掛けても、腰は痛くなるし、
なかなかしっくりくる椅子がなくて、ずっと探されていたご様子でした。
背中の受け止め具合、座面の深さ、座面の高さ、
どれもが兼ね備わっていないと掛け心地がいいとは言えない。
座る時につかまって座ることが多いというお客様にも、
PP701は安定し、安全に座ることができる椅子です。
ピッタリと腰かけることができたご様子で、
まだまだこれから先楽しみなことはいっぱいあるけど、
椅子に座ることへの楽しみもできたと仰って頂きました。
暮らしが楽しくなる椅子。
座ることが楽しみになる椅子。
これから先末永くお使い頂ければ幸いです。
お買い上げ頂きましたお客様には心よりお礼申し上げます。
納品事例のページはこちらから