2020.3.13
万寿実が思う事
デンマーク家具
こんな時こそ…幸せの国デンマークに学ぶ
お家時間を考える ※少々長めの文章お許しください
数年前、万寿実が扱うデンマーク家具の基本を探しにデンマークを訪れました。そこで体感したデンマークの人々の暮らしの豊かさ。
高い税金に高い物価。
そして厳しい寒さ続く冬は長く、夜も長い。気候的にも恵まれているとは言えないデンマーク。
けれど国民のほとんどが「幸せ」を感じている幸せ大国でした。
お世辞にも住みやすいとは言えない環境の中で、人々がなぜ幸福感や充実感を常に感じていられるのでしょうか?
それは、人と人との触れ合いから生まれる温かな居心地のよい時間や空間で幸せを感じる事を日々大切にしているから。
必要最小限の温かみある照明に、柔らかい炎で包んでくれるキャンドルを灯す。
家具やインテリア、服などの生活道具は、必要な時に必要なモノだけを選び、永く愛着を持って大切に使えるお気に入りに囲まれて。
妥協せず時間をかけて選んだ掛け心地の良いマイチェアで、本を読んだり、コーヒーを飲んだり。
そんな空間で家族や仲間と、なるべく自然のものを取り入れた手料理を囲みながら会話を愉しんで。
私たちは今、世界的困難に立ち向かおうとしています。
在宅ワークや突然の学校休校。
様々なイベントの中止、テーマパーク等の閉鎖、自粛自粛の日々。
それに伴って増えた家で過ごす時間。
だけど、何をしていいか分からない。
気分転換に少しの外食やお出掛けをしようと思っても、どこだったら安全なのかと神経を尖らせたり。
気持ちをどこに持っていけばいいかも分からない。
いつ終わるとも分からない見えない敵との戦いに、日に日に増す疲労と困惑。
だけど、そんな困難を乗り越えるヒントがデンマークの暮らしにあるような気がします。
今だからできること。今しかできないこと。
改めて暮らしを見つめるともっともっと愉しめるのかもしれない。
もっともっと心豊かな時間を過ごせるのかもしれない。
居心地の良いインテリアを用意してみたり、
お気に入りを手に入れてみたり、
家族と過ごす団らんの時を大切にしてみたり、
こだわりのコーヒーや紅茶を淹れてみたり、
本を読んでみたり、
観葉植物やお花を飾ってみたり…
今だからこそ、幸せを感じる瞬間を大事にしてみませんか?
せっかくなので、私たちのデンマーク旅行記もお楽しみください。
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私たちが見たデンマークの暮らし