2012.2.06
そもそもアートギャッベって!?Part1
そもそもアートギャッベとは、南ペルシャの選び抜かれた遊牧民によって
織り続けられている手織りの絨毯です。
イラン南西部、標高2,000~3,000mの高原で暮らすカシュガイ族は、
羊と共に移動をしながら生活をしています。
生活を共にする 羊の毛を使って、
電気もなければ水道もないこの山奥で、織子さんの感性だけ織られています。
大自然の中で生活しているからこそ温かで素朴な優しいギャッベが出来上がるのです。
カシュガイ族のアートギャッベは、ひとつひとつ丹念に織られ、アート性がとても高く、
2枚として同じものはありません。
そして何と言ってもギャッベの気持ち良さは天下一品!
この高原で育つ羊の毛は、朝と夜の30℃以上の温度差に対応できるように吸水性と保湿性に優れているので
夏はサラリと、そして冬は暖かな最高の肌触りを生み出してくれるのです。
『故郷の夕焼け』
size 195×148 cm
size 92×65 cm
まるで絵画のようなアート性。
それがアートギャッベなのです。
アートギャッベについて少しご理解頂けたしょうか?
本日はアートギャッベPart1。
明日は、アートギャッベの色の鮮やかさの理由、ギャッベの魅力についてお伝えしたいと思います。