アートギャッベの生まれ故郷を訪ねて
アートギャッベの生まれ故郷を訪ねて9
イラン旅行を終えて…本音を語ります!
アートギャッベに携わるのがさらに楽しくなりそう!
アートギャッベに携わり、早3年。
カシュガイの地へ行くとギャッベの奥深さを更に感じます。
手織りで染料が天然であるとか、糸が手紡ぎの原毛であるとか…。
そのような知性だけで理解しようとしても到底不可能なのです。
織子さんが家族の幸せを願う思いや、美しい自然から受けるインスピレーションを
豊かな表現力、自由な発想でギャッベの中に織り込んでいく。
それこそがギャッベの命であり、私達の感性を揺さぶるのだと思います。
そしてもう一つ。
今回の旅ではギャッベはもちろんのこと、
ペルシャ絨毯、その他様々な手織りの絨毯に触れる機会があり、
もっともっと皆様にご紹介できそうな手織りの絨毯がありました。
絨毯の色、柄、そしてそこに携わる人。
絨毯を通してイランの魅力はますます私を惹きつけます。
国際情勢ではあまり良いニュースは入ってきませんが、
そこに住む人の営みは、私達と何も変わりません。
自然を尊敬し、家族を愛し、子供たちの幸せな未来を望む。
手織りの絨毯には多くの人たちの温もりや優しさ、
そして笑顔がたくさん込められているのです。
このことを多くの方にギャッベを通してお伝えできればを思います。
カシュガイの村で一泊時にハミッドさんと。
少し顔が赤いのは…。この日の晩は寝袋で一夜。
ガイド兼通訳のダラさん。
イランの生活の、目に見えないところまで親切に教えてくださった。
アートギャッベの生まれ故郷を訪ねて10へ続く