アートギャッベの生まれ故郷を訪ねて
アートギャッベの生まれ故郷を訪ねて7
ZOLLANVARIの仕上げ
アートギャッベの仕上げる
織子さんが織ったギャッベはテヘラン近郊のZOLLANVARIのセンターに集められる。
洗濯や最後の仕上げを行う工場、そしてギャッベが置いてある倉庫、
オフィスがあるなかなか広いところだ。
![ZOLLANVARI](https://smooooth10-site-one.ssl-link.jp/masumi_kagu231024/uploads/seo/IMG_2776.jpg)
![ZOLLANVARI](https://smooooth10-site-one.ssl-link.jp/masumi_kagu231024/uploads/seo/IMG_2784.jpg)
カーペットデザインアワード受賞のトロフィーを持つハミッドさん
仕上げ工程① 炙る
![ギャッベが出来るまで](https://smooooth10-site-one.ssl-link.jp/masumi_kagu231024/uploads/seo/IMG_2688-2-520x589.jpg)
![ギャッベが出来るまで](https://smooooth10-site-one.ssl-link.jp/masumi_kagu231024/uploads/seo/IMG_2702-520x390.jpg)
ギャッベの裏の遊び毛をバーナーで炙り、ブラシで燃えカスを払う。
バーナーで炙ることで結び目が固くなり、裏を糊で固めたりはしない。
仕上げ工程② 刈る
![ギャッベができるまで](https://smooooth10-site-one.ssl-link.jp/masumi_kagu231024/uploads/seo/IMG_2708-520x433.jpg)
刈り込んで毛並みを揃えるシャーリングという工程。
職人さんの目分量のため、妙に薄いのがあったり、分厚いのがあったり…。
これもギャッベの良い所。
仕上げ工程③ 洗う
![ギャッベが出来るまで](https://smooooth10-site-one.ssl-link.jp/masumi_kagu231024/uploads/seo/IMG_2726-520x693.jpg)
![ギャッベができるまで](https://smooooth10-site-one.ssl-link.jp/masumi_kagu231024/uploads/seo/IMG_2729-520x433.jpg)
ジャバジャバと水を流しながら、日本の農具で使う鍬みたいなものでこするように洗う。
早速やらせてもらう…ってこんな鉄の硬いので?
と思いながらやると力の入れ加減が難しい。
ギャッベはこれぐらいしてもどうもないぐらい丈夫なのだ。
![](https://smooooth10-site-one.ssl-link.jp/masumi_kagu231024/uploads/seo/IMG_2737.jpg)
イランの強い日差しの下、乾かされるギャッベたち。
仕上げ工程④ エッジングと検品
![ギャッベができるまで](https://smooooth10-site-one.ssl-link.jp/masumi_kagu231024/uploads/seo/IMG_2817-520x390.jpg)
![](https://smooooth10-site-one.ssl-link.jp/masumi_kagu231024/uploads/seo/IMG_2813-520x390.jpg)
乾かされたギャッベはついに最終工程へ。
サイドエッジとエッジのクロージングと検品。
一枚一枚丁寧にほつれや、結び目の飛ばし、毛の長さなどをチェックしていく。
サイドエッジがきれいでないものなどはもう一度やり直しなど
ゾランヴァリアートギャッベの品質を決める大切な工程だ。
最後にまっすぐかどうかを台の上でチェック。
アートギャッベの生まれ故郷を訪ねて8へ続く